2019/08/20 20:47


雑誌「LifTe〜北欧の暮らし〜 Vol.1」でも紹介した「AMOS REX(アモスレックス)」。実際に取材したのは3月で、当時はまだ建設中でしたが、2018年8月30日にオープンしました。オープン後の様子をお伝えします。


|新しいスタイルの美術館「AMOS REX」

AMOS REXは、映画館Bio Rex(ビオ レックス)と1936年築のLasipalatsi(ガラスの宮殿)、ラシパラツィ広場、その地下の新設された展示スペースからなり、レトロな雰囲気を持つ映画館Bio RexとLasipalatsi、そして新設される近代的な展示スペースとの融合は、フィンランドデザインを体現する美術館です。

外観は独創的でありながら、緩やかな湾曲が優しい雰囲気を与えてくれます。早くもヘルシンキで話題のスポットとなっており、多くの市民、観光客が地面に座ったり、斬新な外観を写真に収めたり、思い思いの時間を過ごせる場所となっています。


冬のラシパラツィ広場の様子

訪れたのは平日の午前中ということで人もまばらだったので、雪に覆われた斜面を伴った広場は、まさに静寂を感じましたが、休日は広場の斜面で雪遊びをする人もいるそうで、ヘルシンキの新しい人々の憩いの場所として冬の季節にも親しまれているようです。

|地下の展示スペースはさらに圧巻

地下に新設される展示スペースは、ヘルシンキに拠点を置く建築家とデザイナーのグループ「JKMM Architects」によるもので、大きなドーム型の天窓の構造は、柱を一本も使わない手法で構築されています。


|オープニング企画展は、「チームラボ」!

オープニング展は、なんと日本を代表するデジタルアート集団の「チームラボ」でした。「Massless」というテーマで新作を含む5作品が展示され、「Massless」とは質量ゼロという意味。チームラボのプレスリリースではこのような説明がされていました。

人間の表現は、デジタルによって物質から解放されました。つまり、表現の存在が物質との不可逆の結合から自由になり、それによって質量も消え去ったのです。物質的な制限から解放された表現は、作品と空間の体験をも「Massless」にします。

つまり、展示されている作品を通じて、物質的な制約を受けない世界を体験できる世界観になっていたそうです。


AMOS REXは今後も世界の素晴らしい作品を企画展示するとのこと。ヘルシンキの新しい注目スポットです!

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